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浄光明寺の仏殿には、かつて本尊の阿弥陀三尊坐像(「木造阿弥陀如来及脇侍坐像」(国重文))が安置されていた。 そのため、「阿弥陀堂」と呼ばれる。 現在は、浄光明寺の本山泉涌寺に倣って三世仏が安置されている。 この阿弥陀堂は、1668年(寛文8年)、鶴岡八幡宮寺の元喬僧都が母の菩提を弔うために資金を提供して再建されたものと伝えられている。 一説には、二階堂の永福寺から移築されたもの、または、その古材で建てられたものともいわれている。 堂内には三世仏の他、開基北条長時坐像、開山真聖国師坐像が安置されている(市指定文化財)。 |
※ | 「木造阿弥陀如来及脇侍坐像」(国重文)は収蔵庫に安置されている。 |
阿弥陀堂再建の資金を提供した元喬僧都の墓。 |
阿弥陀堂前のマキは、鎌倉市の天然記念物。 |
浄光明寺は、1251年(建長3年)、北条長時(のちの六代執権)によって再興された真言宗の寺。 足利尊氏・直義兄弟にゆかりのある寺でもある。 |
鎌倉市扇ガ谷2−12−1 0467(22)1359 鎌倉駅西口から徒歩15分 |
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