|
蹴上にある義経大日如来は、その名のとおり、源義経ゆかりの石仏。 伝説によると・・・ 少年期を鞍馬寺で過ごした義経は、やがて奥州平泉の藤原秀衡を頼るため鞍馬寺を出奔。 平泉に向けて京を発った義経一行は、九条山で9騎の平家武者とすれ違った。 その時、馬が蹴り上げた泥が義経の衣にかかってしまう。 晴れの門出を汚されて激怒した義経は、9名全員を斬り殺してしまったのだという。 のちに、愚かなことをしたと悔やんだ義経は、9人の菩提を弔うために東海道沿いに9体の石仏を安置。 そのうちの一体が義経大日如来なのだという。 蹴上という地名の由来になったとも伝えられている。 |
市営地下鉄東西線「蹴上」駅下車 徒歩3分 |
鞍馬寺 |
首途八幡宮 |
1174年(承安4年)、奥州平泉へ赴くため鞍馬寺を出た源義経。 首途八幡宮は、義経を手伝った金売吉次の屋敷の鎮守社だったといわれ、義経の旅立ちの地であると伝えられている。 |
源義経の奥州下り〜平治物語〜 『義経記』が描く源義経の奥州下り |
|