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廬山寺は、紫式部の邸宅跡。 1965年(昭和40年)、考古・歴史学者の角田文衞により考証され、紫式部邸宅跡を記念する顕彰碑が建てられた。 本堂の入口には紫式部像が置かれている。 |
『源氏物語』や『紫式部日記』は、この地で執筆されたものと考えられている。 『紫式部日記』によると・・・ 1008年(寛弘5年)11月、出産のため土御門邸に下がっていた中宮・藤原彰子は、草子作りを始めた。 藤原道長も和紙や筆などを差し入れたのだという。 この草子が『源氏物語』と考えられている。 『源氏物語』が文献上で初登場するのもこの年。 藤原公任は紫式部にこう語りかけたのだという。 「あなかしこゝのわたりわかむらさきや侯」 |
御草子作り 藤原彰子のもとで清書された『源氏物語』 藤原公任と紫式部〜源氏物語の初登場と古典の日:紫式部日記〜 |
京都市上京区寺町通広小路上ル北之辺町397 |
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