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紫式部の邸跡・蘆山寺には、紫式部と娘の大弐三位の歌碑が建てられている。 |
めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月影 (紫式部) |
「久々にめぐり会ったと思ったのに・・・ 見たのがあなたかどうかも分からない間に帰ってしまった。 雲に隠れてしまった夜半の月のように」 この歌は『百人一首』・『新古今和歌集』に収録されている。 |
紫式部の歌〜めぐりあひて:百人一首・新古今和歌集〜 |
有馬山 ゐなの笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする (大弐三位) |
「有馬山に近い猪名の笹原で、風がそよそよと音をたてるように、あなたは私の心変わりを心配しますが、なぜ私が忘れるでしょうか」 有馬山は、花山法皇が隠棲した摂津国の菩提寺から見える山。 |
紫式部の死後、大弐三位が詠んだ歌と、生前、紫式部が越後にいる父為時を案じて詠んだ歌 |
大弐三位の歌〜亡き母紫式部の手紙に書き付けた歌〜 紫式部の歌〜越後国に赴任している父為時を案じた歌〜 |
『百人一首』の一番歌は天智天皇の 「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」 近江神宮は天智天皇を祀ることから「かるたの聖地」と呼ばれている。 |
京都市上京区寺町通広小路上ル北之辺町397 |
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