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日蓮の「船中問答」の伝説が残る上行寺の東側の山で発見された「やぐら群」と「建物群」の遺跡。 鎌倉時代から室町時代初期のものが主体となった遺跡と考えられ、源頼朝と文覚が六浦の山中に創建したという浄願寺(龍華寺の前身となった寺)の跡ではないかと考えられている。 |
※ | 浄願寺は、源頼朝が勧請したという瀬戸神社の神宮寺として建立された寺といわれている。 |
瀬戸神社 |
龍華寺 |
上、中、下段に分かれて存在していた遺構からは、やぐら43基、建物跡7基、墓壙22基、井戸2基、池状遺構と思われる不定形土壙1基が発見され、陶磁器、石塔、古銭なども発見されている。 上行寺東遺跡の上段遺構は、「造形保存」という方法によって再生されている。 |
五輪塔や阿弥陀仏の浮彫りされたやぐらもある。 |
横浜市金沢区六浦2−2−12 京急「金沢八景駅」から徒歩10分 |
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