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1254年(建長6年)、鎌倉に入った日蓮は、松葉ヶ谷に小庵を結んだ。 しかし、「天変地異や飢饉疫病の原因は、他宗にある」とする過激な宗教活動を行ったため、浄土教信者である念仏者たちによって小庵を焼き討ちされた。 幕府の中にもこれを助成した者がいたという。 この事件を「日蓮の四大法難」の一つで「松葉ヶ谷の法難」と呼んでいる。 参考:鎌倉と日蓮 |
松葉ヶ谷の焼き討ちから日蓮を救い出したのは白い猿だったという。 この白猿は日蓮を「お猿畠」に連れていき、山中の生姜を日蓮に捧げたといわれている。 この言い伝えにちなみ、妙法寺では、「厄除け生姜」の供養が行われている。 |
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妙法寺は、鎌倉で悲運の最期を遂げた護良親王の子日叡が、日蓮の旧跡に再興した寺。 裏山山頂には護良親王の墓が建てられている。 |
鎌倉市大町4−7−4 0467(22)5813 鎌倉駅東口から徒歩15分 |
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