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大宮氷川神社
〜武蔵国一之宮〜

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大宮氷川神社


 氷川神社は、BC473年(孝昭天皇3年)4月の創建と伝えられる。

 氷川神社が鎮座するのは旧武蔵国足立郡。

 足立という地名は、東征で負傷した日本武尊が夢告に従って氷川神社に詣でると立てるようになったという伝説が由来なのだという。

 また、大宮という地名は、氷川神社が「大いなる宮居」と称えられたことに由来するのだとか。

 古代には、平貞盛が戦勝を祈願して平将門の乱を鎮圧したことから、関東地方の武士団に信仰され、荒川流域には数多くの分社が建てられた。

 中世には、 1180年(治承4年)に源氏再興の挙兵をして鎌倉に入った源頼朝土肥実平に命じて社殿を再建して社領3000貫を寄進、1197年(建久8年)には神馬神剣を奉納しているのだという。

 武蔵国一宮とされるが、『吾妻鏡』では、武蔵国多西郡の一宮という記載があり、現在の東京都多摩市にある小野神社とされている。

 また、武蔵国総社の大国魂神社でも、小野神社を一之宮とし、氷川神社は三之宮としている。


祭神
須佐之男命
(すさのお の みこと)
稲田姫命
(いなだひめ の みこと)
大己貴命
(おおなむち の みこと)





大宮氷川神社
楼門


大宮氷川神社
舞殿





氷川丸
リンクボタン氷川丸
川越氷川神社
リンクボタン川越氷川神社

 横浜の山下公園前へ係留されている氷川丸の名は大宮氷川神社に由来するもの。

 国の重要無形民俗文化財の「川越まつり」で知られる川越氷川神社は、大宮氷川神社が勧請されて創建された社。








歴史めぐり源頼朝




大宮氷川神社
氷川神社

埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1−407

JR大宮駅東口から徒歩約15分
東武アーバンパークライン(東武野田線)北大宮駅から徒歩約10分



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