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中井町に鎮座する五所八幡宮は、1157年(保元2年)、比叡山延暦寺の僧慈恵門人の義圓が東国行脚の折、五所八幡宮の元宮といわれる祠に夜の宿を借り、霊夢によって白鳩に導かれ、「龍頭丘(りゅうずがおか)の杜」(現在地)に至り、ここに現われた童子(誉田別命(応神天皇):)の霊言に従って勧請したと伝えられる。 五所宮の由来は、豊前国(大分県)に宇佐八幡宮が勧請されてより、京都男山の石清水八幡宮、鎌倉の鶴岡八幡宮、河内国の壺井八幡宮に次いで五番目とされるからであるという。 『吾妻鏡』には、1192年(建久3年)、源頼朝は、妻北条政子の御産加持を命じたことが記されている。 |
4月29日の例大祭で奉納される「鷺の舞」は無形民俗文化財。 |
神奈川県足柄上郡中井町遠藤84 JR二宮駅よりバス「比奈窪」行きまたは「高尾」行き 「五所の宮バス停」下車すぐ |
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