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かつて、江島神社の中津宮社前には竜宮の楼閣のような門があって、妙音弁財天像が安置されていたという。 辺津宮を開いたという良真が建立したという言い伝えもあるが、定かではない(参考:聖天島)。 不老門は長い間の風雨で壊れたままになっていたが、1861年(文久元年)、津久井郡勝瀬村の富豪岡部政右衛門が私財を投じて再建。 江の島参詣者にとって、不老門をくぐることが魅力の一つといわれてきた。 |
しかし、明治の廃仏毀釈の運動で、江の島の仏教関係の建造物は全て取り除かれ、壊された。 不老門に安置されていた妙音弁財天も破壊される運命にあったが、江島神社に安置されていたという八臂弁財天とともに破壊は免れ、現在は辺津宮にある奉安殿に安置されている。 |
その1:江の島弁天橋〜青銅鳥居〜辺津宮 その2:中津宮〜御岩屋道通り その3:奥津宮〜稚児ヶ淵〜岩屋 |
江島神社中津宮は、853年(仁寿3年)、慈覚(円仁)による創建と伝えられている。 |
江の島は、砂が堆積して湘南海岸と島とが陸続きとなった陸繋島。 鎌倉時代には源頼朝が弁財天を勧請。 江戸時代には、大山・江の島の二所詣が流行し賑わった島。 |
江ノ電「江ノ島駅」から徒歩25分 小田急「片瀬江ノ島駅」から徒歩20分 湘南モノレール「湘南江ノ島駅」から徒歩27分 |
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