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かつて江の島には、岩屋本宮、上之宮(中津宮)、下之宮(辺津宮)の三宮があって、それぞれ、岩本坊、上之坊、下之坊という別当寺があった(いずれも古義真言宗)。 現在の旅館岩本楼は、岩屋本宮の別当「岩本坊」。 岩本坊は、一山の総別当だったといわれ、「江島寺」とも呼ばれていたという。 中世には間宮氏が経営し、岩本楼には、鎌倉公方足利成氏から間宮氏に送られたの感謝状をはじめ、小田原北条氏からの書状が残されている。 江戸時代には京都仁和寺の末寺となり、江戸幕府からは、1649年(慶安2年)、江の島全山の山林竹木等諸役免除の朱印状が与えられ、1706年(宝永3年)には、片瀬村に社領15石の朱印地が与えられた。 また、江戸時代には、院号の使用が許され「岩本院」と称していたという。 |
辺津宮 (下の院) |
中津宮 (上の院) |
奥津宮 (本宮御旅所) |
岩屋 (本宮) |
その1:江の島弁天橋〜青銅鳥居〜辺津宮 その2:中津宮〜御岩屋道通り その3:奥津宮〜稚児ヶ淵〜岩屋 |
江島神社は、欽明天皇の勅命で岩屋に宮を建てたのがはじまりとされる。 現在は、辺津宮・中津宮・奥津宮からなる。 |
江の島は、砂が堆積して湘南海岸と島とが陸続きとなった陸繋島。 鎌倉時代には源頼朝が弁財天を勧請。 江戸時代には、大山・江の島の二所詣が流行し賑わった島。 |
江ノ電「江ノ島駅」から徒歩25分 小田急「片瀬江ノ島駅」から徒歩20分 湘南モノレール「湘南江ノ島駅」から徒歩27分 |
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