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伊豆の国市天野にある東昌寺は、源頼朝に仕えた天野遠景が、薬師の段と呼ばれる高台に建立した薬師堂を始まりとする寺院。 1597年(慶長2年)、薬師如来像を現在地に移し、遠景の娘萩野氏が念じていた阿弥陀如来を本尊する東昌寺が建立された。 遠景・弟の光家・子の政景の位牌、遠景が彫ったという毘沙門天像が残されている。 |
薬師堂に安置されているのは、遠景の念持仏で聖徳太子作という薬師腹籠の像。 源範頼に従った平家追討で負傷して苦しんでいたときに、ある僧から贈られたもので、天野の地に運ばれて薬師の段に建てられた御堂に安置されていたのだという。 |
天野遠景の墓は、遠景の薬師堂が建てられた薬師の段にある。 東昌寺の南にある高台(下段地図参照)。 |
静岡県伊豆の国市天野537 伊豆箱根鉄道「伊豆長岡」駅から徒歩25分 「伊豆長岡駅』から伊豆箱根バスで「順天堂病院前」下車、徒歩5分 |
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