|
松嶺院(しょうれいいん)は、第百五十世叔悦禅懌(しゅくえつぜんえき)の塔所。 もとの不閑軒。 本尊は釈迦牟尼。 中興開基は足利晴氏の姪松嶺院妙円尼。 寺地には第四十世大拙祖能の塔所「青松庵」があったと伝えられている。 木造大拙祖能坐像、木造叔悦禅懌坐像が安置されている。 作家有島武郎は、1919年(大正8年)、『或る女のグリンプス』(のちに『或る女』と改題)の後編をここ松嶺院で書きはじめている。 墓地には、俳優佐田啓二、女優田中絹代、オウム真理教の被害者坂本弁護士の墓がある。 |
ボタン |
十月桜 |
普段は門が閉ざされ拝観できないが、山野草の咲く季節には特別拝観が行われている。 境内からは円覚寺の山門を見下ろすことができる。 |
禅宗では高僧の塔があるところを塔頭という。 円覚寺の塔頭は、その繁栄時には42院を数えたが、現在は19の塔頭が残されている。 |
円覚寺は、八代執権北条時宗が宋の禅僧無学祖元を招いて開かれた。 臨済宗円覚寺派大本山。 鎌倉五山の第二位。 |
鎌倉市山ノ内409 0467(22)0478 JR北鎌倉駅下車すぐ |
大きい地図を見るには・・・ 右上のフルスクリーンをクリック。 |
|