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輪王寺の大猷院(だいゆういん)は、徳川幕府三代将軍家光の廟所。 「大猷院」は、家光公の法号「大猷院殿贈正一位大相国台霊公」の最初の三文字をとったもの。 1651年(慶安4年)4月20日、江戸城で亡くなった徳川家光は、遺言により寛永寺で葬儀が行われ、輪王寺に葬られた。 翌年、大猷院廟が造営された。 祖父・徳川家康の東照宮より華やかになってはいけないということで、金と黒を使用した重厚で落ち着いた造りになっている。 |
二天門は、持国天と広目天を安置する日光の境内で一番大きな門。 「大猷院」の額は後水尾上皇の宸筆。 |
持国天 |
広目天 |
風神 |
雷神 |
夜叉門は、阿跋摩羅・毘陀羅・烏摩勒伽・?陀羅の四体の夜叉を安置。 牡丹が彫刻されていることから牡丹門とも呼ばれる。 門前には重文の鼓楼と鐘楼がある。 |
毘陀羅 (びだら) |
阿跋摩羅 (あばつまら) |
?陀羅 (けんだら) |
烏摩勒伽 (うまろきゃ) |
鼓楼 |
鐘楼 |
唐門は総金箔造りの門で、丹頂鶴や白龍の彫刻が施されている。 門前の灯籠は徳川御三家の寄進。 |
唐門の灯籠は徳川御三家の寄進。 |
本殿・相の間・拝殿は、多くの金箔が使用されているため「金閣殿」とも呼ばれている。 |
皇嘉門(こうかもん)は、家光の墓所入口の門で竜宮門とも呼ばれる。 家光の墓所は一般公開されていない。 |
日光東照宮の徳川家康の墓所。 |
栃木県日光市山内2300 JR日光駅・東武日光駅から徒歩約30分 |
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