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座間市の星谷寺(しょうこくじ)は、奈良時代に行基が自ら彫った聖観音像を安置するために建てた堂宇(星の谷観音堂)を始まりとする寺院。 観音堂は寺の北東の山頂にあって、寺は観音堂の別当寺だったのだという。 鎌倉時代に焼失したため現在地に移転したのだと伝えられている。 |
真言宗大覚寺派。 坂東三十三箇所第八番札所。 本尊は聖観世音菩薩。 |
嘉禄3年(1227年)の銘のある梵鐘は、全国で50番目、関東以北では2番目に古い鐘。 国の重要文化財に指定されている。 鐘を撞く際の撞座が1ヶ所のみであることから、江戸時代より「奇鐘」として知られていた(通常、撞座は2ヶ所)。 佐々木信綱による寄進。 信綱は、源頼朝の挙兵の際に活躍した佐々木四兄弟の一人佐々木定綱の四男(参考:早川城址)。 参考までに・・・ 日本最古の鐘は京都の妙心寺の法堂に置かれている鐘。 関東最古の鐘は土浦市の等覚寺の鐘とされている。 |
星谷寺には「七不思議」として言い伝えられているものがある。 |
○ | 撞座一つの梵鐘(重文) |
○ | 根下り紅葉の老木 |
○ | 観音草(別名田村麻呂草) |
○ | 星の井戸 |
○ | 咲きわけの散り椿 |
○ | 楠の化石 |
○ | 不断開花の桜 |
星の井戸は、昼でも星が見えるという伝説の井戸。 |
座間市の遊休農地を利用した「ひまわり畑」では、約55万本のひまわりが咲きます |
神奈川県座間市入谷3−3583 小田急電鉄座間駅から徒歩5分 |
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