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妙心寺の法堂は、入母屋造、一重裳階付きの建築物で、1656年(明暦2年)の建立(重文)。 天井画の「雲龍図」は、狩野探幽が8年をかけて描いたという「八方睨みの龍」。 堂内に置かれた梵鐘は「黄鐘調の鐘」と呼ばれ国宝。 ケヤキの柱は、高さ8メートル、周囲2メートルで、富士山麓から運ばれたもの。 |
「戊戌年(698年)筑前糟屋評造・・・」銘のある日本最古の鐘。 その音色は、吉田兼好も『徒然草』の中で「黄鐘調の鐘」として絶賛している。 廃寺となった浄金剛院から移されたもので、1973年(昭和48年)まで鐘楼に吊るされていたが、現在は保存のため法堂に置かれている。 |
妙心寺は、花園法皇の離宮を禅寺に改めて開かれた寺。 臨済宗妙心寺派大本山。 |
京都市右京区花園妙心寺町64 南門 JR嵯峨野線(山陰本線)「花園駅」下車 北門 京福電鉄北野線「妙心寺駅」下車 |
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