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松尾芭蕉は江戸時代前期の俳人。 各地を旅して多くの俳句や紀行文を残した。 最後の旅となったのは1694年(元禄7年)。 5月に江戸を発った芭蕉は、伊賀上野・湖南・京都・奈良などを巡りながら9月に大阪へ。 大坂で体調を崩した芭蕉は、10月12日、大坂御堂筋の旅宿「花屋仁左衛門」で亡くなった。 「旅に病で夢は枯野をかけ廻る」が最後となった句。 遺骸は、遺言により近江国義仲寺の木曽義仲の墓の隣に葬られた。 芭蕉は、義仲に対して特別な思いがあったのだという。 |
義仲寺の無名庵は、近江国を訪れた芭蕉が宿舎とした庵。 |
義仲寺の翁堂には、松尾芭蕉像が安置されている。 |
近江国滞在中は、観音霊場の石山寺にも度々訪れていたのだという。 |
1691年(元禄4年)、無名庵で仲秋の名月を楽しんだ芭蕉は、翌日、弟子たちとともに舟を出して浮御堂で十六夜の月を楽しんだ。 |
滋賀県大津市馬場1-5-12 JR 「膳所駅」 から徒歩10分 京阪「京阪膳所駅」 から徒歩10分 |
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