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各地を旅して多くの俳句や紀行文を残した江戸時代の俳諧師・松尾芭蕉。 1690年(元禄3年)、前年に「おくのほそ道」の旅を終えた芭蕉は、3月頃から近江国に来て義仲寺にあった宿舎無名庵に滞在。 その後、門人の菅沼曲水の奨めで4月6日から7月23日まで幻住庵に滞在し、石山寺にも度々訪れていたのだという。 |
1691年(元禄4年)、無名庵で仲秋の名月を楽しんだ芭蕉は、翌日、弟子たちとともに舟を出して浮御堂で十六夜の月を楽しんだのだという。 |
松尾芭蕉の墓 (義仲寺) |
無名庵 (義仲寺) |
芭蕉は、最後の旅となった1694年(元禄7年)の10月12日、大坂御堂筋の旅宿「花屋仁左衛門」で亡くなった。 遺言により義仲寺の木曽義仲墓の隣に葬られた。 |
石山寺は、聖武天皇の勅願によって良弁が開いた。 東大寺との関りが深い寺院。 日本最古といわれる国宝の多宝塔は、源頼朝の寄進と伝えられる。 |
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