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建長寺の「法語規則」は、大覚禅師(蘭渓道隆)の代表的墨蹟で、国宝に指定されている。 双幅で一幅には法語、もう一幅には規則が記してある。 「法語」(右)は、衆僧に対して怠慢放縦をいましめ、参禅弁道に専心すべきことを説き、 「規則」(左)は、僧として守るべき規範。 沐浴・洗面をはじめ日常生活の細かい行動に至るまでが述べられ、違反者には罰油が課せられている。 道隆は、典雅でおだやかな書風を樹立した中国南宋時代の書家張即之(ちょうそくし)の書風を学んだといわれている。 鎌倉国宝館に寄託。 11月の宝物風入のときには、建長寺で拝観することができる。 |
宝物風入 |
建長寺の宝物 |
建長寺の宝物は11月の宝物風入のときに拝観できる。 |
建長寺は、五代執権北条時頼が宋の蘭渓道隆を招いて開いた日本で初めての「禅専門道場」。 臨済宗建長寺派大本山。 鎌倉五山の第一位。 |
鎌倉市山ノ内8 0467(22)0981 JR北鎌倉駅から徒歩15分 |
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