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茶室「寒雲亭」(かんうんてい)は、茶人・千宗旦が建てたのを始まりとする裏千家で最も古い茶室。 1788(天明8年)の大火で焼失後、同じ間取りで再建された。 その後、裏千家から東京の久松家、鎌倉材木座の堀越家を経て1960年(昭和35年)、東慶寺に移築された。 宗旦の好みで造られた書院造りで八畳一間の茶室。 |
千宗旦は、千利休の孫。 父は千利休の後妻の連れ子で千少庵、母は利休の娘お亀。 三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)の祖。 |
相国寺の宗旦稲荷社は、宗旦に化けて茶会でお点前をやってのけたという伝説の狐。 |
高台寺の塔頭・圓徳院に置かれていた宗旦狐。 |
東慶寺は、北条時宗の妻覚山尼が開いた。 かつては、鎌倉尼五山第二位の格式を誇り、夫の横暴に悩む女性の救済場所だった。 |
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