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源頼朝の意志を受け継いで、隠れ里の福神を信仰した北条時頼は、1257年(正嘉元年:巳の年)の仲秋に参拝。 時頼は、「辛巳」(かのとみ)・「成」(なる)・「金」(かね)の日が、全ての人々に福徳が授けられる日だとして、この日に参詣することをすすめた。 そして、 「弁財天を信仰する者が、持っている金銭をこの水で洗い清めて、同時に心身を清めて行いを慎めば、不浄の塵垢が消えて、清浄の福銭になる」 と言い、率先して持っている金銭を洗って一家繁栄、子孫長久を祈ったのだという。 |
巳成金(みなるかね)の日は、60日に一度巡ってくる「己巳の日」(つちのとみのひ)=弁財天の縁日。 銭洗弁財天では、いいつのころからか、霊水で銭を洗うと数倍になるという信仰が生まれ、巳の日は賑わうが、特に己巳日は参詣者が多い。 銭洗弁財天の大祭は9月の白露巳日(巳成金の日)。 |
鎌倉市佐助2−25−16 鎌倉駅西口から徒歩20分 |
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