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かつて浄妙寺にあった茶室「喜泉庵」では、天正年間(1500年代)に五山の僧が一堂に会して茶を喫したと伝えられている。 現在の「喜泉庵」は、1991年(平成3年)に復興されたもの。 枯山水庭園を見ながら抹茶を楽しむことができる。 |
竹筒に耳をあてて水の音を楽しむ・・・ |
喫茶養生記 |
栄西禅師坐像 |
我が国臨済宗の開祖・栄西は、宋から茶の種を持ち帰り、それを筑前の霊仙寺に蒔いて茶を栽培した(「岩上茶」の起こり)。 京都の建仁寺でも栽培していたという。 栄西から茶の種を譲り受けた明恵は、栂尾の高山寺で茶を育て、それを宇治に移植し、茶の栽培を行った(「宇治茶」の起こり)。 京都東福寺開山の円爾は、宋から持ち帰った種を駿河国に普及させたという(静岡茶の起こり)。 |
浄妙寺は、足利氏の菩提寺として創建された。 室町時代には隣接地に鎌倉公方屋敷が構えられ、鎌倉五山に列せられるほど栄えた。 |
鎌倉市浄明寺3−8−31 0467(22)2818 鎌倉駅から金沢八景・大刀洗行・ハイランド循環バス 「浄明寺」下車徒歩1分 |
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