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生田の森は、源平合戦の古戦場。 平家の主力部隊・平知盛、重衡らが率いる平家軍が陣を張り、源氏の主力部隊・源範頼軍を迎え撃った場所。 かつての生田の森は、現在の生田神社から一ノ谷にまたがり、北は崖の厳しい山、南は海という天然の要害だったのだという。 1184年(寿永3年)2月7日午前6時頃、生田口には畠山重忠、梶原景時をはじめとする源氏軍5万騎が布陣。 源氏軍は、先陣を切った高直・盛直の兄弟が討死するなど死傷者が続出する中、梶原景時・景季父子が「梶原の二度懸け」と呼ばれる奮戦を見せたのだと伝えられている。 |
梶原景時の次男・景高は一騎駆けして敵中に突入。 これを救うため景時は、嫡男の景季とともに攻め入って敵陣を打ち破って退いたが、景季が深入りし過ぎて戻らなかった。 景時は再び敵陣に突入して奮戦したのだという。 |
生田神社は稚日女尊(わかひるめのみこと)を祀る古社。 生田の森での戦いで奮戦した梶原景季の伝説が残された神社。 |
神戸市中央区下山手通1 JR三ノ宮駅、私鉄各線三宮駅下車 徒歩10分 |
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