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伽羅御所は、1170年(嘉応2年)5月25日、藤原秀衡が鎮守府将軍・陸奥守に任ぜられ、藤原清衡以来、奥州藤原氏の居館だった柳之御所(平泉館)を政庁としたことに伴い、新たに造営された藤原氏の居館。 奥州市の歴史公園「えさし藤原の郷」には、伽羅御所が復元されている(平安時代の寝殿造の様式を再現した日本唯一の建造物)。 『吾妻鏡』によると、金色堂の正方に無量光院の北に並べて平泉館があって、西木戸には秀衡の長子国衡、四男隆衡の家が並び、三男忠衡の家は泉屋の東にあった。 秀衡は、無量光院の東門の一郭に屋敷(伽羅御所)を構え、次男泰衡が相続して居所にしていた。 |
平泉町平泉字伽羅楽 JR平泉駅から徒歩5分程度 |
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