|
江島神社の奥津宮拝殿天井の「八方睨みの亀」は、1803年(享和3年)、酒井抱一によって描かれた「正面向亀図」。 画面の右側に、「維時享和三年龍集昭陽 大淵献夏林鐘之月 抱一製」という墨書銘がある。 どこから見てもこちらを睨んでいるように見えることから「八方睨みの亀」と呼ばれるようになった。 現在掲げられているものは、1994年(平成6年)に描かれた模写で、原画は江島神社宝殿に納められている。 |
※ | 酒井抱一は、江戸で画家・俳人として活躍した化政文化の代表的存在だった。 |
※ | 八方睨みの亀を模写したのは瑞心門の唐獅子を描いた片岡華陽。 |
その1:江の島弁天橋〜青銅鳥居〜辺津宮 その2:中津宮〜御岩屋道通り その3:奥津宮〜稚児ヶ淵〜岩屋 |
かつての江島神社の奥津宮は、本宮(岩屋)の御旅所だった。 |
江の島は、砂が堆積して湘南海岸と島とが陸続きとなった陸繋島。 鎌倉時代には源頼朝が弁財天を勧請。 江戸時代には、大山・江の島の二所詣が流行し賑わった島。 |
江ノ電「江ノ島駅」から徒歩25分 小田急「片瀬江ノ島駅」から徒歩20分 湘南モノレール「湘南江ノ島駅」から徒歩27分 |
|