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鎌倉幕府二代執権北条義時の法華堂跡から少し東に入った山腹に、「やぐら」が2穴あり、その1つが義時のやぐらとされている。 義時の法華堂については、平成17年に発掘調査が行われ、義時の法華堂の可能性が極めて高いとされている。 すると、この「やぐら」はどうなのかということになる。 『吾妻鏡』には、「頼朝の東の山上をもって墳墓となす」とあるが、果して、それが「法華堂跡」なのか、この「やぐら」なのか。 ただ、『吾妻鏡』のその先を読むと、「義時の墳墓堂は新法華堂と称された」とあるので、「やぐら」に葬られたのではないようだ。 |
やぐら内部 |
三角に切られた天井 |
鎌倉市西御門2丁目 鎌倉駅東口より徒歩15分 |
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