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東福寺は、建長寺の養谷によって開かれたとされ、中興開祖は円覚寺102世の大雅省音(たいがしょうおん)と伝えられる。 本尊は行基作と伝えられる釈迦如来。 |
行基作と伝わる子母美(しぼみ)薬師瑠璃光如来を祀るために1605年(慶安3年)の建立された御堂。 薬師像は旧東海道の一里塚(現在の品濃町)に置かれていたもので、馬上で通ると落馬するといわれ「下馬薬師」と呼ばれていた。 そのため、旅人は馬を降りて通るという習慣があったのだとか。 しかし、人々の往来が増えるにしたがって旅人に迷惑をかけ、通行安全の障害なるとの意見が出され、平戸の東福寺に移されたのだという。 現在、薬師像は、日光・月光菩薩像、十二神将像とともに本堂に安置されている。 |
東福寺に隣接する白旗神社は、鎮守として創建された社。 |
1769年(明和6年)、鎌倉の相承院から平戸白旗神社に送られた「源頼朝の遺髪」は東福寺が管理している。 |
横浜市戸塚区平戸町299 |
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