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東大寺の勧進所がある場所は、鎌倉時代、平重衡の南都焼討によって焼け落ちてしまった東大寺を復興した重源が勧進の本拠とした所。 その後、1686年(貞享3年)、松永久秀の兵火によって損失・焼失した大仏の修理と大仏殿の復興のため、公慶が勧進所を建てて復興の寺務所とした。 10月5日の転害会の際に、国宝「僧形八幡神像」が開扉され、「五刧思惟阿弥陀如来像」、「公慶上人像」も拝観ができる(有料・時間制限あり)。 |
五劫思惟阿弥陀如来像(重文:ごこうしゆい)を安置している。 |
僧形八幡神坐像(国宝:そうぎょうはちまんしん)を安置している。 1201年(建仁元年)、快慶の作。 もとは東大寺の鎮守八幡宮(現:手向山八幡宮(たむけやまはちまんぐう))の御神体だったもの。 明治の神仏分離にによって東大寺に移された。 |
江戸時代に大仏と大仏殿の復興に貢献した公慶上人像(重文)を安置している(1706年(宝永3年)の作。)。 公慶堂に伝えられる「地蔵菩薩立像」(重文)は、快慶作。 |
南都焼討と東大寺の再興〜重源と源頼朝〜 東大寺再建の勧進状 |
東大寺は、聖武天皇が建立した寺。全国に設置された国分寺の総本山として信仰された。 本尊は奈良の大仏として知られる「銅造盧舎那仏坐像」。 |
奈良県奈良市雑司町406−1 JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分 近鉄奈良駅から徒歩約20分 |
東大寺は世界文化遺産 (古都奈良の文化財) |
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