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大国主神を祭神とする大嶋神社と奥津比賣命を祭神とする奥津嶋神社が合祀された神社。 両社ともに成務天皇の治世に武内宿禰により勧請されたとされるが、元は別の場所に鎮座していたのだという。 大嶋神社は日牟禮八幡宮の大嶋大神を奥津嶋神社に合祀したともいわれ、もとは端津姫命を祭神としていたともいわれる。 奥津比賣命と端津姫命は宗像三女神のうちの二神。 大嶋神社と奥津嶋神社は、琵琶湖東岸の津田山の東麓に鎮座するが、かつてのこの地は琵琶湖に浮かぶ島。 平安時代には奥島庄として比叡山の御厨だったのだという。 |
白鬚神社 (高島) |
奥津嶋神社 (沖島) |
航海安全の神として信仰されてきた福岡県の宗像大社は、沖ノ島の沖津宮・筑前大島の中津宮・九州本土の辺津宮からなる神社。 宗像三女神を祀る社の総本社。 その特徴は、三宮は一直線上にあること。 琵琶湖では・・・ 西岸にある白鬚神社、沖島の奥津嶋神社、そして、大嶋神社があったという日牟禮八幡宮は一直線上にある。 大嶋神社・奥津嶋神社とも関係のある配置なのかもしれない。 |
日牟禮八幡宮は、大嶋大神を祀ったことに始まるとされる。 |
滋賀県近江八幡市北津田町529 |
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