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まだ、近江八幡市の旧市街地から沖島の南が大島の郷と呼ばれていた頃のこと。 傷を負って息も絶え絶えの一羽のシロサギがさまよっていると・・・ 日牟礼の社(日牟禮八幡宮)の方から現れた大国主命に沖島の湯谷の泉に連れていかれ、湯につかって傷を癒したのだという。 そんな時、大島で火事が発生。 シロサギは、腹一杯に水を飲んで飛び立ち、火に向かって水を吐き出すことを繰り返した。 そのうちに大雨となり火は消えたが、湖岸には血に赤く染まったシロサギが死んでいたのだという。 |
日牟禮八幡宮は、大嶋大神(大国主命)を祀ったことに始まる社。 |
沖島は湖上を行き交う舟人が航行を安全を祈願した神の島。 宗像三女神を祀る奥津嶋神社が鎮座。 紫式部は・・・ 「おいつしま 守りの神や いますらん 波もさわがぬ わらわえの浦」 と詠んでいる。 |
大嶋神社・奥津嶋神社が鎮座する北津田町もかつての大島郷。 日牟禮八幡宮の始まりとされる大嶋大神が合祀された社ともいわれている。 |
滋賀県近江八幡市沖島町188 沖島へは堀切港から通船で。 |
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