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温明殿(うんめいでん)は、内裏十七殿の一つで宣陽門の内にある建物。 内侍所(ないしどころ)は、三種の神器の一つの神鏡(八咫鏡)が安置された賢所(かしこどころ)。 賢所は清涼殿に置かれていたが、内侍の候所ともなっていた温明殿に移されて内侍所とも称されるようになった。 |
温明殿は、紫式部の『源氏物語』~紅葉賀の巻~の舞台。 桐壺帝に仕える年配の女官で色好みという評判があった源典侍に、光源氏と頭中将は冗談半分で声をかけていたが・・・ 光源氏が源典侍のもとに泊まった夜、何者かの襲撃を受けた。 相手は頭中将。 衣服がボロボロになるまで掴みあったが、それは・・・ わざと修羅場を演じて源典侍を仰天させるためだった。 |
平安宮は、平安京の宮城。 |
内裏は天皇の住まいで、儀式や執務などを行う宮殿。 |
大極殿跡 (朝堂院正殿) |
豊楽殿跡 (豊楽院正殿) |
平安宮(大内裏)の中央には朝堂院、西に豊楽院、北東に内裏があり、それらを囲むように二官八省をはじめとする役所が建ち並んでいた。 大極殿は、朝堂院の正殿。 豊楽殿は、豊楽院の正殿。 平安宮は、1227年(安貞元年)の火災で全焼した後は再建されなかった。 |
京都市上京区下丸屋町 |
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