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鎌倉七口の一つ名越切通の北尾根の「まんだら堂やぐら群」には、約150穴の中世の「やぐら」が残されている。 鎌倉市内でもこれだけの「やぐら群」の存在は珍しい。 かつて、この場所には、死者を供養するための「曼荼羅堂」があったというが、その「曼荼羅堂」がどのような建物で、いつの時代まで存在していたのかは不明。 「名越切通」と「まんだら堂やぐら群」は、国の史跡に指定されている。 |
やぐら内に置かれている五輪塔は、後に動かされたものが多いらしいが、古い書籍やガイドブックの写真等では、やぐらの前に並んでいる光景が見られる。 |
まんだら堂やぐら群は保存管理の都合上、初夏と秋に期間限定で公開されている。 |
2024年の初夏の公開は・・・ |
4月20日(土)〜6月2日(日) 土・日・月・祝日のみ 午前10時〜午後4時 |
2024年の秋の公開は・・・ |
10月19日(土)〜12月16日(月) 土・日・月・祝日のみ 午前10時〜午後3時 |
【JR逗子駅から】 亀が岡団地循環バス(6番乗り場) 「緑ヶ丘入口」下車徒歩8分 または 「亀が岡団地北」下車徒歩5分 【JR鎌倉駅から】 緑ヶ丘入口行バス(3番乗り場) 「緑ヶ丘入口」下車徒歩8分 |
大切岸の尾根の先はパノラマ台・衣張山へと通じるハイキングコース。 |
名越切通 |
大切岸 |
パノラマ台 |
衣張山 |
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名越切通は、武家の都として経済的にも発展してきた鎌倉と三浦を結ぶ往還路として整備された古道。 |
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