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山ノ内八雲神社の神輿庫の裏手にある庚申塔。三申が浮き彫りされた塔は、鎌倉最大にして最古の庚申塔。 「寛文五年」(1665年)の銘があるもので鎌倉市の有形民俗資料。 |
人間の体内には3種類の悪い虫が棲み、人の睡眠中にその人の悪事をすべて天帝に報告に行くといわれている。 庚申の日は60日に一度。 その夜は眠ってはならないとされ、人々が集まり徹夜で過ごす「庚申待ち」の風習があった。 平安時代に貴族の間で広まり、夜通し酒宴を行うという風習が庶民にも広まったのだという。 |
八坂庚申堂は、傾いた八坂の塔を法力で元通りにしたという浄蔵貴所の創建と伝えられる日本最古の庚申堂。 |
八坂庚申堂 |
日光東照宮 |
お猿のお寺といわれる京都の八坂庚申堂の三猿は「見ざる、言わざる、聞かざる」。 日光東照宮の三猿には「見させない、聞かせない、言わせない」という意味も。 三猿は、第十八代天台座主の良源(元三大師)が詠んだという「七猿の歌」から生まれたとも・・・ |
庚申の日〜眠ってはならない夜 「庚申待」「守庚申」〜 清少納言の庚申の夜〜『枕草子』五月の御精進のほど〜 |
山ノ内の八雲神社は、山ノ内の鎮守。 境内の庚申塔の中には寛文5年銘のものがあり、鎌倉最大最古の庚申塔。 |
鎌倉市山ノ内585 北鎌倉駅より徒歩5分 |
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