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隅田川に架かる永代橋は、ドイツのライン川に架かっていたルーデンドルフ鉄道橋(レマゲン鉄橋)をモデルにした優しい曲線が特徴の橋。 1698年(元禄11年)に架けられた木橋が始まりで、寛永寺の根本中堂造営の際の余材が使われたのだという。 1702年(元禄15年)の赤穂浪士の討入りでは、吉良上野介屋敷から上野介の首を掲げて永代橋を渡り、泉岳寺へ向ったのだとか。 1807年(文化4年)には、富岡八幡宮の例祭に訪れた参拝客の重さに耐えられず落橋した歴史もある。 1897年(明治30年)、道路橋としては日本初の鉄橋が架けられ、旧永代橋は廃止。 鉄橋だったが、橋底の基部や橋板に木材を使用していたため、1923年(大正12年)の関東大震災で焼け落ちてしまう。 1926年(大正15年)に震災復興事業により現在の橋が架けられた。 国の重要文化財。 |
東京都都江東区中央区永代1丁目新川1 |
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