|
藍澤五卿神社(あいざわごきょうじんじゃ)は、後鳥羽上皇の近臣で承久の乱の首謀者として捕らえられ処刑された五人の公卿を祀る神社。 1221年(承久3年)5月、後鳥羽上皇は北条義時追討の院宣を発し、義時討伐の兵を挙げたが敗北。 乱後の6月、葉室光親・葉室宗行・源有雅・藤原範茂・一条信能は、「合戦の張本」として六波羅に引き渡され、それぞれの地で処刑された。 京市中で処刑されなかったのは、北条泰時の計らいによるものと『吾妻鏡』は伝えている。 |
『吾妻鏡』によると、葉室宗行(藤原宗行)は、7月14日、駿河国藍沢原で処刑された。 処刑地には墓が建てられていたが、1877年(明治10年)に地元の有志が宗行を祀る藍澤神社を創建。 昭和になって、宗行とともに「合戦の張本」とされて処刑された他の四人の公卿を合祀したことで、藍澤五卿神社と呼ばれるようになったのだという。 |
合戦張本の公卿(承久の乱) |
静岡県御殿場市新橋725 JR「御殿場」駅から徒歩10分 |
大きい地図を見るには・・・右上のフルスクリーンをクリック。 |
|