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善光寺世尊院は、善光寺山内にある大勧進25院の一つ。本尊に釈迦涅槃像を安置しているため釈迦堂とも呼ばれる。 |
釈迦涅槃像は、鎌倉時代のものとされ、全長1.66メートルで、我が国唯一の等身大の銅造釈迦涅槃像。 戦国時代には、善光寺如来とともに全国に移されている。 7年に一度の前立本尊御開帳のときには、世尊院にも回向柱が建てられて、釈迦涅槃像と回向柱が結ばれる。 |
童子を乗せた龍神が姿を現している井戸は花ヶ池と呼ばれ、善光寺の旧本堂が延命地蔵尊がある場所にあった頃、善光寺如来の閼伽の水(お供えする水)として使用されていたと伝えられている。 善光寺七池の一つ。 |
善光寺前立本尊御開帳 |
「善光寺前立本尊御開帳」は、数え年で七年に一度、秘仏本尊の身代わり 「前立本尊」(鎌倉時代・重要文化財)を本堂に迎え、約2ヵ月にわたって行なわれる儀式。 次回の「善光寺前立本尊御開帳」は、2021年(令和3年)の予定だったが、新型コロナウイルス感染が終息しない状況にあるため1年延期。 |
「善光寺前立本尊御開帳」は、2022年(令和4年)4月3日(日)から6月29日(水)。 密を避けるため期間が1ヶ月長く設定されている。 |
信濃善光寺の本尊「一光三尊阿弥陀如来像」は、三国渡来の絶対秘仏で、日本最古の仏像。 鎌倉時代には源頼朝も参詣したと伝えられている。 |
長野県長野市元善町491 JR長野駅からバス「善光寺大門」下車。 善光寺大門から本堂まで徒歩15分。 |
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