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| 松平家康に敵対した吉良義昭 |
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| 吉良氏は、源頼朝に仕えた足利義兼の孫・長氏が三河国幡豆郡吉良荘を領して吉良を名乗ったことに始まる（三河吉良氏）。 長氏の弟義継は奥州吉良氏の祖となった。 |
| 源経基 清和源氏経基流の祖 |
| 満仲 |
| 頼信 （河内源氏の祖） |
| 頼義 |
| 義家 |
| 義国 |
| 足利義康 |
| 義兼 |
| 義氏 |
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| ※ | 長氏の父義氏は北条時政の娘時子が産んだので、長氏は北条時政の曾孫・北条政子の姪孫でもある。 |
| ※ | 今川氏は、長氏の次男・国氏が三河国幡豆郡今川荘を領して今川を名乗ったことに始まる。 |
| 三河吉良氏は、南北朝期に西条と東条に分かれるが、戦国期に今川義元の取り持ちで、西条吉良氏を継いでいた吉良義昭が東条吉良氏も受け継ぎ今川氏に臣従したのだという。 その経緯については諸説ある。 １５６０年（永禄３年）、桶狭間の戦いで今川義元が織田信長に討たれると、松平元康（徳川家康）が今川氏から独立。 義昭は家康と対立するようになるが、藤波畷の戦いで降伏。 １５６３年（永禄６年）、西三河で三河一向一揆が起こると、一向宗と同盟を結び、再起をかけて家康に対抗したが・・・ 翌年１月、一揆は解体され、東条城に籠って抵抗していた義昭もやがて三河を撤退。 近江国に逃れた後、摂津国の芥川で戦死したのだという。 義昭の兄義安が三河吉良氏の家督を継いでいる。 |
| ※ | 近年の研究では吉良氏の挙兵は一揆とは関係ないとする説もある。 |
〜高家吉良家〜
| 三河吉良氏を継承した吉良義安の子・義定の母は、徳川家康の祖父松平清康の娘。 家康の従兄弟だった義定は江戸幕府に仕え、その子義弥は「高家」（こうけ）となった。 「高家」は、勅使接待や伝奏など朝廷・公卿との関係の儀式典礼を司る役職。 その後、義冬・義央と続くが、義央が赤穂浪士の討入りで討たれたため改易された。 |
吉良家の墓（東京都中野区：萬昌院）
| 萬昌院は、義定・義弥・義冬・義央の菩提寺。 |
高輪泉岳寺（東京都港区）
| 高輪泉岳寺は、吉良義央の討って処刑された赤穂浪士が葬られた寺。 |
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