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興禅寺は、江戸時代に朝倉勘十郎正世という人物が父宣正の菩提を弔うために建てた禅宗の寺だった。 戦国大名朝倉義倉の一族。 宣正は、駿河大納言忠長の家老として仕え、忠長が謀反により改易となると、宣正も連座して大和郡山藩に預けられた。 興禅寺の開山は、雲居禅師。 伊達政宗に招かれて松島の瑞巌寺を中興した人物として知られている。 興禅寺は江戸末期に廃寺となった。 |
1916年(大正5年)、三菱銀行重役の荘清次郎の別荘として建てられたのが現在の洋館。 濱口雄幸、近衛文麿の別荘としても使用されていたという。 1937(昭和12年)、日本土地建物株式会社の経営者・古我貞周氏が取得して「古我邸」となる。 貞周氏の子信夫氏は日本で初めてといわれるレーシングドライバー。 敷地内でチューニングを行っていたのだという。 2015年(平成27年)、邸宅フレンチレストランとしてオープン。 |
鎌倉文学館、旧華頂宮邸、古我邸は鎌倉三大洋館と呼ばれいる。 |
鎌倉文学館 (旧前田邸) |
旧華頂宮邸 |
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