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材木座公会堂は、1918年(大正7年)に講堂として創建された建築物。 住民333名の寄付により建てられ、喞筒(そくとう・消防用ポンプ)を備えた防災施設でもあった。 当時の鎌倉は別荘地が多かったため、寄付者の中には外国人の名もあったという記録が残されている。 完成してから5年後には関東大震災に見舞われるが、地元の宮大工の手にかかった建物の被害は軽微ですんだのだという。 消防自動車の導入により消防機能は移転したが、現在でも自治会・鎮守の五所神社の会合・書道やそろばんの教室・投票所として使用されている集会所。 2020年(令和2年)、国の有形文化財に登録された。 |
四角(升=ます)に丸玉(芥子=けし)の彫刻は、「角輪」(かくわ)と呼ばれるいう乱橋材木座の紋章らしい。 意味は「消します」・・・ 粋な火消しの心意気が伝わる紋。 |
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