|
龍吟庵は東福寺の塔頭。本坊庫裏背後の東福寺三名橋の一つ「偃月橋」(えんげつきょう・重要文化財)を渡ったところにある。 東福寺第三世で南禅寺開祖の無関普門(大明国師)の住居だった場所で、入寂直前に創建されたという。 単層入母屋造、こけら葺の方丈(室町時代)は、書院造に寝殿造風の名残をとどめた現存最古の方丈建築物(国宝)。 開山堂には、鎌倉時代の大明国師座像(重要文化財)が安置されている。 庫裡・表門は重要文化財。 ※毎年11月に一般公開。 |
1964年(昭和39年)に重森三玲が作庭した庭園は、方丈を東西南に囲む三ヶ所からなる枯山水の庭。 特に西庭は、龍の昇天を石組で表し、竹垣を稲妻模様にしていることで知られている。 |
九条道家によって創建された東福寺は、奈良の東大寺と興福寺の「東」と「福」をとって寺名としている。 京都五山の第四位の格式を誇った寺。 |
京都市東山区本町15丁目778番地 JR東福寺駅から徒歩5分 |
大きい地図を見るには・・・ 右上のフルスクリーンをクリック。 |
|