|
創建当初の大仏殿は現在のものより大きく、東西には七重塔が配されていた。 |
2024年(令和6年)、創建時の東塔の高さが68メートルと特定された。 |
1180年(治承4年)に平重衡の南都焼討によって焼失した大仏と大仏殿は、翌年には復興に向けての活動が着手され、1185年(元暦2年)に大仏の鋳造が終了し、1195年(建久6年)には大仏殿も完成して落慶供養が行われた。 そのときの大仏殿の規模は、創建当時とほぼ同じだったという。 |
鎌倉期に再建された大仏殿は、1567年(永禄10年)の三好・松永の兵火によって再び焼失。 鎌倉期のときのように復興は進まず、大仏開眼供養が行われたのが1692年(元禄5年)、大仏殿落慶供養は1709年(宝永6年)になってからのことだった。 規模は創建当初の3分の2だという。 |
南都焼討と東大寺の再興〜重源と源頼朝〜 東大寺再建の勧進状 |
東大寺は、聖武天皇が建立した寺。全国に設置された国分寺の総本山として信仰された。 本尊は奈良の大仏として知られる「銅造盧舎那仏坐像」。 |
奈良県奈良市雑司町406−1 JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分 近鉄奈良駅から徒歩約20分 |
東大寺は世界文化遺産 (古都奈良の文化財) |
大きい地図を見るには・・・ 右上のフルスクリーンをクリック。 |
|