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京都：相国寺の浴室
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| 相国寺の浴室は、１４００年頃の創建と伝えられている。 現在の建物は１５９６年（慶長元年）に再建されたもので、京都府指定有形文化財。２００２年（平成１４年）に修復された。 浴室には跋陀婆羅菩薩（ばっだばらぼさつ）が祀られている。 跋陀婆羅菩薩は、『首楞厳経』（しゅりょうごんきょう）に記されている菩薩。 昔、１６人の菩薩とともに浴室に入った跋陀婆羅菩薩が水により悟りを開いたことから禅宗寺院の浴室には跋陀婆羅菩薩像が安置されている。 |
| 蒸気浴をしながら、柄杓で湯をかける入浴方式だった。 |
跋陀婆羅菩薩像と宣明の額
| 跋陀婆羅菩薩が悟りを開いたときの言葉が「妙触宣明成仏子住」 跋陀婆羅菩薩の故事から禅宗寺院の浴室は「宣明」（せんみょう）と呼ばれる。 |
相国寺| 相国寺は、室町幕府三代将軍足利義満が創建。 禅文化の中心として栄え、京都五山の第二位の格式を誇った。 金閣寺・銀閣寺は相国寺の塔頭。 |
| 京都市上京区今出川通烏丸東入 地下鉄「今出川」下車徒歩５分 市バス「同志社前」 |
相国寺・金閣寺・銀閣寺
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