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壬生寺は、991年(正暦2年)、園城寺(三井寺)の快賢が母のために建立したのを始まりとする律宗の寺で、正式名称は心浄光院宝憧三昧寺。 鎌倉時代に融通念仏の円覚が中興。 「壬生大念仏狂言」は、1300年(正安2年)に円覚が始めたものと伝えられる(重要無形文化財)。 幕末には壬生村に新選組の屯所が置かれことから、壬生寺境内は兵法調練場として使用された。 新選組隊士の墓(壬生塚)がある。 |
※ | 現在の本尊は、1962年(昭和37年)の焼失後、本山の唐招提寺より移されたもの。 |
壬生塚 |
金戒光明寺 |
壬生塚は、壬生寺境内の放生池の中島にある新選組隊士の墓所。 金戒光明寺は、京都守護で会津藩主の松平容保が本陣を置いた寺院で、新選組発祥の地といわれる。 |
新選組屯所跡 (八木邸) |
新選組屯所跡 (前川邸) |
壬生寺前の坊城通りには、屯所とされた八木邸と前川邸が残されている。 八木家の初代八木安高は、源頼朝が催した富士の裾野の巻狩りの際に、白い猪を射止めて、「三つ木瓜」の家紋を拝領したのだとか・・・ |
西本願寺 (太鼓楼) |
不動堂明王院 |
隊士の数が増えると、新選組は本願寺(西本願寺)に屯所を移し、その後、不動堂村屯所へ移転している。 |
京都市中京区坊城通仏光寺上ル壬生梛ノ宮町31 阪急電鉄京都本線「大宮駅」 京福電気鉄道嵐山本線「四条大宮駅」 から徒歩で約7分 |
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