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かつて、清水寺を訪れる貴族や武士は、この馬駐(うまどめ)に馬を繋いで徒歩で諸堂を参拝した。 現在の建物は応仁の乱後に再建されたもので、五頭の馬を繋ぐことができる(重要文化財)。 |
平安時代には紫式部・清少納言・赤染衛門などの女流文学者が信仰した清水寺。 牛車からはずされた牛も馬駐に繋がれ、車は車宿につけられた。 女性は車宿で衣服を整えて、仁王門への石段を上ったのだという。 |
清水詣・石山詣・初瀬詣〜平安貴族が信仰した清水寺・石山寺・長谷寺〜 |
清水の舞台で知られる清水寺。西国観音霊場の第十六番札所。 源頼朝は、三歳のときに清水寺から下された二寸銀の聖観音像を守り本尊とし、1180年(治承4年)の挙兵の際には、髷の中に納めていたという(参考:鎌倉・源頼朝墓)。 |
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