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景清爪形観音
京都:清水寺随求堂

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景清爪形観音


 随求堂前庭の石灯籠の火穴の奥には、源頼朝の暗殺を企てた平家の侍大将・平景清が自分の爪で彫刻したと伝わる小さな千手観音像が祀ってあるといわれ、晴天時にまれに見えるという。

 景清は、東大寺大仏殿落慶供養に参列した源頼朝を暗殺しようとして捕らえられ、その牢の中で彫ったのがこの観音像だと伝えられている。



〜景清伝説〜

東大寺転害門
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(東大寺)
景清塚
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(石清水八幡宮)





〜鎌倉に残された平景清の伝説〜

 平景清は、源頼朝を暗殺しようとして捕らえられ、鎌倉の仮粧坂の土牢に幽閉されたと伝えられている。

 鎌倉に残されている伝説では、景清は十一面観音像を守り本尊とし、その死後、娘の人丸姫が景清の牢跡に向陽庵を建てて祀ったという。

 現在、その像は仮粧坂近くにある海蔵寺に安置されている。


鎌倉:景清窟
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(鎌倉)


リンクボタン頼朝暗殺を企てた平景清の伝説








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清水寺水求堂
リンクボタン随求堂


清水寺
リンクボタン清水寺

 清水の舞台で知られる清水寺。西国観音霊場の第十六番札所。
 源頼朝は、三歳のときに清水寺から下された二寸銀の聖観音像を守り本尊とし、1180年(治承4年)の挙兵の際には、髷の中に納めていたという(参考:鎌倉・源頼朝墓)。



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