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新熊野神社(いまくまのじんじゃ)は、1160年(永暦元年)に後白河上皇の院御所・法住寺殿の鎮守社として熊野三山の熊野権現を勧請して創建された新熊野社を始まりとする。 法住寺殿には、新熊野社と同時に日吉大社より山王七社を勧請した新日吉社も建立され、1164年(長寛2年)には鎮守寺として蓮華王院(三十三間堂)が建立されている。 室町期には、新熊野社で三代将軍足利義満が観阿弥・世阿弥父子の猿楽を(今熊野猿楽)を見物していることから「能楽発祥の地」とされている。 |
熊野牟須美命 |
大樟(くすのき)は、後白河上皇のお手植えと伝わる古木。 健康長寿のご利益で知られ、特に後白河上皇が腹を患うことが多かったことから「お腹の神様」として信仰されてきたのだという。 |
新熊野社は、泉涌寺の塔頭今熊野観音寺の山麓に創建された。 後白河上皇の今熊野観音寺に「新那智山」の山号を授けている。 |
京都市東山区今熊野椥ノ森町42 |
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