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重籐の弓
〜小笠原流流鏑馬〜


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流鏑馬・重籐弓


 重籐弓(しげとうきゅう)は、小笠原流で最高格の免許弓(許しを得た者だけが使用できる弓) 。

 重籐弓には、握り下28箇所、握り上36箇所に籐が巻かれています。

 この数は「天の二十八宿・地の三十六禽」を意味しているようです。

  「天の二十八宿」とは東洋占星術で用いる28星座。

  「地の三十六禽」とは36方位に配された獣なのだとか。


流鏑馬・重籐弓

 重籐弓は、天と地のありとあらゆる世界=神羅万象を表しているのかもしれません。

(※小笠原流弓馬礼法は、陰陽道を軸に成り立っているそうです。)


流鏑馬・重籐弓

 重籐の弓は『平家物語』によく登場します。

 源平合戦源義経が持っていたのも重籐弓だったようです。



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小笠原流流鏑馬
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歴史めぐり源頼朝

 鶴岡八幡宮例大祭で奉納される流鏑馬は、1187年(文治3年)8月15日、源頼朝が放生会を催した際に奉納したのがその起源だという。







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