物忌み
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鶴岡八幡宮では、節分前に「鶴岡厄除大祭・厄除大祈祷」が執り行われます。 特に厄年の方が祈願し加護を戴くという祭事です。 「厄年」とは、厄災が多く降りかかるとされる年齢のこと。 初日の午前9時より、舞殿で「厄除大祭」が執行され、その後随時「厄除大祈祷」が行われます。 「厄除大祈祷」では、神職による祝詞の奏上、巫女による神楽舞「破魔神楽」の奉納が行われた後、炉にくべられた「厄難札」が焼かれます。 |
2024年の厄除大祈祷は・・・ |
1月26日 午前9時より「鶴岡厄除大祭」 大祭終了後、随時「厄除大祈祷」 最終受付は午後4時 |
1月26日〜31日 午前9時より随時「厄除大祈祷」 最終受付は午後4時 |
神楽舞(ユーチューブ) 鈴懸神事(ユーチューブ) |
厄年は、男性と女生とでは異なります。 厄年には様々な考え方があるようですが、鶴岡八幡宮では以下の年齢を厄年としているようです(数え年)。 |
前厄 | 本厄 | 後厄 |
24歳 | 25歳 | 26歳 |
41歳 | 42歳 | 43歳 |
60歳 | 61歳 | 62歳 |
前厄 | 本厄 | 後厄 |
18歳 | 19歳 | 20歳 |
32歳 | 33歳 | 34歳 |
36歳 | 37歳 | 38歳 |
60歳 | 61歳 | 62歳 |
厄除大祈祷は厄年以外の人も参列できます。 |
平安時代には、厄除けのための「物忌」が行われていたようです。 藤原道長の『御堂関白記』や紫式部の『紫式部日記』にも「物忌」が出てきます。 『源氏物語』にも描かれました。 |
物忌み〜源氏物語にも描かれた陰陽道信仰〜 |
鎌倉市雪ノ下2−1−31 0467(22)0315 鎌倉駅東口より徒歩10分 |
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