鎌倉手帳(寺社散策)

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江の島灯籠
〜天女と五頭龍〜


編集:yoritomo-japan.com








江の島灯籠〜天女と五頭龍〜
天女と五頭龍の灯籠

 サムエルコッキング苑の設置される「天女と五頭龍」の灯籠。 





江の島灯籠〜天女と五頭龍〜

 昔々、鎌倉の深沢の沼に体が一つで頭が五つある恐ろしい龍が棲んでいました。


江の島灯籠〜天女と五頭龍〜

 この五頭龍は様々な災いを周辺の村にもたらし長きにわたり人々を苦しめていました。


江の島灯籠〜天女と五頭龍〜

 龍の人喰いを恐れた村人たちは毎年泣く泣く幼子を人身御供に差し出すようになったのです。


江の島灯籠〜天女と五頭龍〜

 ところが欽明天皇13年天地を轟かす地鳴りが起こり海底から島がわき起こりました。
 これが江の島でした。


江の島灯籠〜天女と五頭龍〜

 天からは美しい天女が現れ江の島へと舞い降りました。


江の島灯籠〜天女と五頭龍〜

 五頭龍は美しい天女に結婚を申し込みました。
 しかしこれまでの悪行の数々を指摘され断られてしまいます。


江の島灯籠〜天女と五頭龍〜

 五頭龍はこれまでの行いを悔い改心を誓います。
 天女はその言葉を信じ夫婦となったのです。


江の島灯籠〜天女と五頭龍〜

 それからというもの五頭龍は日々村人たちに尽くしました。
 しかしその度に体は衰えていったのでした。


江の島灯籠〜天女と五頭龍〜

 「私の命もやがておわるでしょう。これからは山となってこと地をお守りしたい」
 これが江の島の対岸にある龍口山です。


江の島灯籠〜天女と五頭龍〜

 山の中腹には龍の形をした岩があり天女を慕うようにいつまでも江の島を見守っているのだそうです。







江の島灯籠
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 夏の夜のイベント「江ノ島灯籠」。
 最終土日には「影絵の夜」が開催され「天女と五頭龍」の影絵が上映されます。


源義経とあさひ天女


江の島シーキャンドル
リンクボタン江の島

江ノ電「江ノ島駅」:徒歩25分
小田急「片瀬江ノ島駅」:徒歩20分
湘南モノレール「湘南江ノ島駅」:徒歩27分

夏・・・江の島

江の島マイアミビーチショー







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