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お釜池(おかまいけ)は、忍野八海の中で最も小さな池。 言い伝えによると、この池のほとりに年老いた父と美しい二人の姉妹が暮らしていた。妹娘が洗濯していると、池から大きなガマガエルが現れて、娘を池に引きずり込んだ。 村人たちが娘を探したが、遺体すら浮かんでこなかった。以来、父親と姉娘は、お釜池のほとりで妹娘の冥福を祈り過ごしたという。 そのため、お釜池は「大蟇(おおがま)池」とも呼ばれている。 「富士山根元八湖霊場」二番:跋難陀竜王(ばつなんだりゅうおう)。 |
面積 | 24平方メートル |
水深 | 4メートル |
水温 | 約13.5度(年平均) |
湧水量 | 0.18立方メートル/秒 |
忍野八海は、世界文化遺産「富士山」の構成資産。 |
山梨県南都留郡忍野村 富士急行線「富士山駅」からバス25分 |
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