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鎌倉の砂浜でよく見かける「さくら貝」の貝殻。 かつては、浜一面がピンク色になるほど打ち上げられていたという。 平成24年12月16日、その景色を取り戻そうと、由比ヶ浜に「さくら貝の歌」の碑が建てられ、除幕式が行われた。 |
一 | 美わしき(うるわしき) さくら貝ひとつ 去りゆける きみに捧げん この貝は 去年(こぞ)の浜辺に われひとり ひろいし貝よ |
二 | ほのぼのと うす紅染むるは わが燃ゆる さみし血潮よ はろばろと かよう香りは きみ恋うる 胸のさざなみ ああなれど わが想いははかなく うつし世の 渚に果てぬ |
「さくら貝の歌」は、作曲家の八洲秀章が、病死した初恋の女性を思いながら曲をつけたのだという。 作詞は、土屋花情。 |
由比ヶ浜は、鎌倉時代には前浜と呼ばれ、数々の歴史の舞台となった。 |
由比ヶ浜、材木座、坂ノ下、七里ヶ浜、腰越の5つの海岸。 |
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